HSPみたいな性格をした漫画やアニメのキャラクターっているのかな?
こんな疑問に答えます。
意識してみると、HSPの気質をもっていそうなキャラクターはたくさんいました!
今回は、皆さんもご存知の有名作品にしぼってご紹介したいと思います!
筆者が選んだ、HSPっぽい漫画・アニメのキャラクターはこちら。
- マサオくん(クレヨンしんちゃん)
- 我妻善逸(鬼滅の刃)
- 碇シンジ(新世紀エヴァンゲリオン)
- たまちゃん(ちびまる子ちゃん)
- チョッパー(ワンピース)
- ちいかわ(ちいかわ)
どんなところがHSPっぽいのか。
それぞれのキャラクターごとに解説していきます。
ぜひ最後まで読んでいってください!
HSPの特徴
まずはじめに、HSPの特徴を簡単に説明しておきますね。
HSPとは、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略語で、直訳すると「高感受性な人」という意味です。
日本ではよく「繊細さん」などと呼ばれていますね。
アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱した概念で、以下の「DOES(ダズ)」と称される4つの特性を持っています。
- Depth of processing:物事を深く考える
- Overstimulated:過剰に刺激を受けやすい
- Emotional reactivity and high Empathy:感受性豊かで共感力が高い
- Sensitivity to Subtleties:些細な変化や刺激に敏感
こういった特性から、HSPは大きな音や強い光に不快感を感じたり、人の気持ちや雰囲気にとても敏感です。
そのため、ストレスを感じやすく疲れやすい傾向があります。
内向的で、1人の時間の方が落ち着くタイプです。
一般的には人口の15〜20%程度、約5人に1人の割合で存在すると言われています。
HSPっぽい漫画・アニメのキャラクター6選
ここからは、HSPのような繊細で敏感な気質をもっているキャラクターをご紹介していきます!
HSPっぽいキャラクター①マサオくん(クレヨンしんちゃん)
国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』に登場する、しんちゃんと同じ幼稚園の友達であり、かすかべ防衛隊の一員マサオくん。
マサオくんは、非常に気が弱く、自己主張が苦手で相手に流されやすい性格です。
分かりやすい例が、ネネちゃんに対するマサオくんの反応。
ネネちゃんの機嫌が悪いとき、マサオくんは原因が自分でなくてもビビりまくります。
また、ネネちゃんの「リアルおままごと」遊びを断れず、いつも付き合わされているのもマサオくんです。
このように、マサオくんには、
- 周りの人の機嫌や雰囲気に敏感に反応する
- 断ったり、自己主張することが苦手
といったHSPとよく似た性格的特徴が見られます。
この他にも、自分に自信がないところや、感情的で泣き虫な部分もあり、HSPの可能性はかなり高そうです。
HSPっぽいキャラクター②我妻善逸(鬼滅の刃)
みんなおはよぉ~、あと少し
— 我妻善逸 (@zmm6e4) May 27, 2020
したら任務に行ってくるねぇ…. pic.twitter.com/j5LCSmvJxz
人気漫画『鬼滅の刃』に登場する鬼殺隊士、我妻善逸。
善逸は、用心深く、ネガティブで臆病な性格です。
また、自分に自信がなく、自分自身を過小評価するところがあります。
(実際は鬼殺隊士としてとても強いのに)
さらには、超人的な聴覚をもっていて、さまざまな気配を敏感に感じ取られる点も大きな特徴です。
この鋭い聴覚によって善逸は、他人の嘘を聞き分けられたり、相手の人柄や心理状態までもを読み解くことがきます。
五感の敏感さはHSPの特性の1つ。
善逸の聴覚は、「HSPの特性」というには度を超えている気もしますが、相手の嘘を見抜くことだったり、相手の気持ちを察することはHSPも得意なことから、全く関係ないことはなさそうです。
このように我妻善逸は、
- 慎重で、自己評価が低い
- 五感に優れ、周囲の感情や雰囲気を読み解く力がある
などの点で、HSPと非常に近い特性をもっていると言えます。
HSPっぽいキャラクター③碇シンジ(新世紀エヴァンゲリオン)
人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公である碇シンジ。
碇シンジの性格はこちら。
- 内向的
- 自己評価が低い
- 自己主張が少ない(空気を読む)
- 心優しい分、傷つきやすく感情的になりやすい
このようにHSPの特徴がいくつも当てはまります。
具体的なエピソードをあげれば、作品中、
「エヴァンゲリオンに搭乗して命がけで戦って!」
「あなたしかできないの!」
そう言われて、本当は望んでいないのに「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ・・・」と言い聞かせ、エヴァンゲリオンに搭乗して世界を救う道を選んだシンジの行動。
これもまさに、真面目で、周りの雰囲気に流されて断れないHSPっぽさだなと感じました。
HSPっぽいキャラクター④たまちゃん(ちびまる子ちゃん)
国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』に登場する、まる子の親友たまちゃん。
たまちゃんは、責任感が強く、真面目でやさしい性格です。
友達との約束を守れなかったシーンでは、強く反省し、自己嫌悪に陥ってしまう様子が描かれています。
また、自分の意見を強く主張することは苦手なようで、頼みごとを断れなかったり、「タミー」というアルプスの少女(?)に変身して自分の心の中で本音を語ったりしています。
他にも、人から褒められた際に感動のあまり涙を流してしまう様子から、感受性も豊かなようです。
このように、たまちゃんは、
- 真面目でやさしい
- 自己主張が苦手
- 感受性が豊かで涙もろい
というHSPの特性をもった性格だと言えるでしょう。
HSPっぽいキャラクター⑤チョッパー(ワンピース)
世界的大人気漫画『ワンピース』で、麦わらの一味の船医をつとめるチョッパー。
チョッパーは非常に繊細かつ優しい性格で、他人の気持ちや状況に敏感に反応するシーンが多く描かれています。
例えば、誰かが怪我をしたり病気にかかった際には、誰よりも心配し、自分ができる限りの手助けをしようとする姿勢がとても強いです。
(これには「船医」という立場や責任感も影響しているでしょう)
さらに、自分の仲間が危険な状況に陥った際には、その危機感に強く共鳴し、自分自身も強く不安を感じてしまうことがあります。
このように、チョッパーは、
- 他者の気持ちや状況に敏感で優しい
- 周囲の雰囲気に敏感で影響を受けやすい
といった点で、HSPの特徴をもったキャラクターだと言えるでしょう。
HSPっぽいキャラクター⑥ちいかわ(ちいかわ)
週の始まり月曜日
— 『ちいかわ』アニメ公式 (@anime_chiikawa) March 12, 2023
ひなたぼっこで元気をチャージしよう☀️#アニメちいかわ#ちいかわ pic.twitter.com/Pk2qbSGEWM
イラストレーターのナガノさんがTwitter上で不定期に投稿していた漫画から人気に火がついた「ちいかわ」。
そのメインキャラクターであるちいかわの性格は、非常に臆病で泣き虫。
自己主張することが苦手で、周りを気にして遠慮がちなど、HSPの特徴と一致する点が多いです。
▼こちらの記事で詳しく解説しています。
HSPっぽい漫画・アニメのキャラクター紹介|まとめ
HSPっぽい繊細さをもった漫画・アニメのキャラクターを紹介しました!
あくまでも、HSP「ぽい」なので、今回紹介したキャラクターが必ずHSPだとは言い切れません。
しかし、どのキャラクターも少なからず繊細な部分を持ち合わせていると思います。
みなさんはどう感じましたか?
最後まで読んでいただきありがとうございました!
このブログでは、他にもHSPさん向けの記事をご用意しています。
悩みを抱える方のヒントになればと思い書いた記事ばかりですので参考にしてもらえると嬉しいです。