しゅわしゅわの泡がおいしい、冷た〜い炭酸飲料。
暑い季節はとくに、水筒に入れて海やキャンプなどの外出先でも楽しめたら嬉しいですよね。
しかし、普通の水筒に炭酸飲料を入れてはいけないことをみなさんご存知ですか?
もう一度言います、
普通の水筒に炭酸飲料を入れてはいけません。危険です!
この記事では、
- 普通の水筒に炭酸飲料を入れてはいけない理由
- 炭酸飲料を入れてもいい水筒
- 水筒を選ぶ際のポイント
- 炭酸飲料を入れられる水筒8選
を解説しています。
この記事を読めば、冷たい炭酸飲料を安心して持ち運べる水筒が見つかります!
普通の水筒に炭酸飲料を入れてはいけない!理由は?
普通の水筒に炭酸飲料を入れてはいけないなんて知らなかった!
そんな方も多いのではないでしょうか?
普通の水筒に炭酸飲料を入れると危険な理由は2つあります。1つずつ見ていきましょう。
ダメな理由①水筒内の圧力が上がって危険!
炭酸飲料を普通の水筒に入れて持ち歩くと、振動や温度の上昇によって、炭酸から二酸化炭素が抜け出し、水筒内部の圧力が高くなります。
そうなると何が問題かというと、
・中身が勢いよく吹き出す
・フタが開かなくなる
といった危険が生じてきます。
中身が吹き出した勢いで服が汚れてしまったり、開かないフタを無理やりあけようとして水筒が破損してしまったり。最悪の場合、怪我につながってしまうことも。。
そんな悲しい結果は避けたいですよね。
ダメな理由②金属が溶ける可能性がある
炭酸飲料は「酸性」の液体です。
普通の水筒に長時間入れておくことで内部の金属を溶かしてしまう可能性があります。
金属が溶け出した飲み物を口にすると、中毒症状(頭痛、めまい、吐き気など)をまねくことがあり大変危険です。
健康面を考えても炭酸飲料を普通の水筒に入れることはやめましょう。
ちなみに、同じような理由で下記の飲み物も普通の水筒には入れない方がいいので、ついでに覚えておきましょう!
普通の水筒に入れない方がいい飲み物
- スポーツドリンク
- 乳酸菌飲料
- 牛乳
- 柑橘系のジュース
- 味噌汁・スープ
「炭酸飲料を入れられる水筒」があります!
炭酸飲料を水筒に入れてお出掛けはできないのか・・・
もう諦めるしかない・・・
と、がっかりしているあなたに朗報です。
炭酸飲料を入れてもOKな水筒があります!
タイプは2種類です。
1. フタを開けるとき空気を逃がせるタイプ
まず1つ目は、フタを開ける際に空気を逃がしてくれる構造の水筒です。
先ほど説明した通り、普通の水筒では内部の圧力が上昇してしまい中身の吹き出しや破損といったリスクがあります。
しかし、このタイプの水筒は、フタを開ける時に内部の空気を絶妙に外に出してくれるため安心して使うことができます。
2. グラウラー(グロウラー)タイプ
2つ目は、グラウラー(グロウラー)タイプの水筒です。
ぐ、ぐらら、ぐr・・・??
グラウラー(グロウラー)とは、ビールをテイクアウトするために作られた容器のこと。
このタイプの水筒は、中身の冷たさと炭酸を長時間キープできる構造になっているので、ビールはもちろん炭酸飲料の持ち運びに適しています。
水筒内が真空構造になっているのが特徴です。
炭酸飲料用の水筒を選ぶときのポイント
炭酸飲料用の水筒欲しくなっちゃったな〜!
そんなあなたへ、
炭酸飲料を入れられる水筒をご紹介します!
その前に、選ぶ際のポイントがいくつかあるのでそちらを先にチェックしておきましょう♪
ポイント①容量・サイズ
持ち運びたい量に合わせて容量を決めましょう。
もちろん容量が大きいほど水筒のサイズは大きくなり重さも増します。
自分のバッグサイズや、許容できる荷物の重さも考慮して決めると失敗しないでしょう。
ポイント②使いやすさ
使いやすさも大切です。
チェックポイントは大きく分けて3つ。
・飲み口の大きさ(飲みやすさ)
・開けやすさ
・持ちやすさ
この3つを抑えておけば、まず大丈夫でしょう。
ポイント③保冷時間
炭酸を飲むなら冷えた状態で飲みたいですよね。
そこでチェックしたいのが保冷時間・保冷能力です。
ものによって極端な差があることはありませんが、持ち運び時間などを想定して最適な保冷時間のものを選びましょう。
ポイント④洗いやすさ
水筒は使用後毎回洗う必要があります。
パーツが分解できるもの、飲み口が大きく内部に手やスポンジを入れやすいものを選ぶとお手入れが楽ですよ。
ポイント⑤デザイン
機能性はもちろん大切ですが、せっかく持ち歩く物ですから気分の上がるデザインや色の水筒を選びましょう。
普通の水筒と同様、さまざまな色や形があります。
この後紹介するおすすめの炭酸飲料用水筒も、色やデザインを意識して選びました。
ぜひお気に入りのデザインや色のものを見つけてくださいね♪
【最新】おすすめの炭酸飲料用水筒8選
ここからは、おすすめの炭酸飲料対応水筒を8つ紹介します。
おすすめ①タイガー魔法瓶(TIGER) 真空断熱炭酸ボトル
日経トレンディの2022年上半期ヒット大賞を受賞した商品です。
炭酸ガスの噴き出しを防いでくれる「ガス抜き構造」とボトル内の圧力が高まった際に自動でガスを外に逃してくれる「安全弁」が特徴。
口コミを見ても、「期待通り」「長時間炭酸ガスが抜けていなくてびっくりです」など高評価の炭酸用水筒です。
・サイズ:7.5 x 10.5 x 29.3 cm
・重量:380g
・容量:800ml
・材質:ステンレス鋼, シリコーン, ポリプロピレン
・保冷時間:7°C以下(6時間)
おすすめ②サーモス(THERMOS)保冷炭酸飲料ボトル FJK-500
保温・保冷性能の高さで有名なサーモス。
フタを少し回すと中の圧力を逃がす新構造のフタを採用しています。
機能性があり、比較的リーズナブルな価格なので初めて購入するにも最適です。
・サイズ:幅10.5×奥行7.5×高さ21.2㎝
・重量:290g
・容量:500ml
・材質:ステンレス鋼, シリコーン, ポリプロピレン
・保冷時間:7°C以下(6時間)
おすすめ③スタンレー(STANLEY)クラシック真空グロウラー
創業100年を越えるアメリカ生まれのサーマルウェアブランド「スタンレー」。
家族や友達ともシェアできる1.9Lの大容量です。
確かな品質で、キャンプシーンや日常生活など、様々な場面で活躍してくれます。
食洗機対応なのも嬉しいところ。
・サイズ:幅165×高さ294×本体径125mm
・重量:990g
・容量:1.9L
・材質:ステンレス鋼, シリコーン, ポリプロピレン
・保冷時間:10°C以下(24時間)
おすすめ④ドリンクタンクス(Drink Tanks)
クラフトビールの聖地・アメリカのオレゴン州で設立された「ドリンクタンクス」。
ビールのテイクアウト用に作られたというこの水筒は、特殊な真空断熱構造で24時間保冷、炭酸も抜けにくく長時間フレッシュさを保ってくれます。
ビールを入れてキャンプやアウトドアレジャーに出掛けたくなりますね・・・!
・サイズ:直径12cm×高さ30cm
・重量:1.1kg
・容量:1.9L
・材質:ステンレス鋼
・保冷時間:24時間
おすすめ⑤レボマックス(REVOMAX)
「Intel(インテル)」の元エンジニアによって2015年に創設された、「レボマックス」。
片手ワンタッチで開けられるタイプの水筒です。
キャップは二重密閉構造、ボトル内部は二重断熱構造になっているので、保温・保冷力が高く、中身が漏れる心配もありません。
・サイズ:7.4W x 27.2H cm
・重量:343g
・容量:592ml
・材質:ステンレス鋼, プラスチック
・保冷時間:6°C以下(6時間)
おすすめ⑥フラスク(FLSK)真空断熱 ステンレスボトル
ドイツ・ミュンヘンで生まれた、「フラスク」。
グレードの高い高級ステンレス鋼を使用しているため、サビに強く、衛生的です。
「German Design Award」をはじめ、世界的なデザイン賞を多数受賞しており、機能面、デザイン性ともに優れたボトルとして認められています。
人と環境に優しいBPAフリー。
・サイズ:29.2cm×Φ7.5cm
・重量:630g
・容量:750ml
・材質:ステンレス鋼
・保冷時間:6°C以下(6時間)
おすすめ⑦グレーシャル(GLACIAL)
スウェーデン発祥のブランド、「グレーシャル」。
サビに強く丈夫でニオイも付きにくい高級ステンレス鋼の真空断熱二重構造により、長時間飲み物の温度をキープし、美味しさを保ってくれます。
北欧ブランドらしい色使いと洗練されたフォルムが魅力です。
・サイズ:7.5 x 7.5 x 30.3 cm
・重量:400g
・容量:600ml
・材質:ステンレス鋼
・保冷時間:7°C以下(6時間)
おすすめ⑧ニトリ ステンレス炭酸用ボトル
「お、値段以上。」のニトリからも炭酸用の水筒が出ていることをご存知ですか?
お手頃プライスはそのままに、冷たさを長時間キープしてくれる真空断熱構造を採用し、サビに強いステンレス鋼を使用するなど機能性はバッチリ。
まずは安い物で試してみたい、という方におすすめです。
購入はコチラ(ニトリ公式通販サイト)
・サイズ:幅7.4×奥行7.4×高さ21.1cm
・重量:270g
・容量:370ml
・材質:ステンレス, ポリプロピレン, シリコーン
・保冷時間:9℃以下(6時間)
まとめ|炭酸飲料は対応の水筒に入れておいしく安全に持ち運ぼう!
普通の水筒に炭酸飲料をいれてしまうと、
・中身が噴き出してくる
・フタが開かなくなる
・容器が破損する
などのリスクが伴います。
炭酸飲料も持ち運ぶ際は、普通の水筒には決して入れず、炭酸用の水筒に入れるようにしましょう。
その際はぜひ、今回ご紹介したチェックポイントを参考に自分にあった水筒を選んでくださいね!