「ちいかわ×HSP(繊細さん)」第3弾!
今回は「うさぎ」とHSP(ちいかわ)との相性を考察していきます。
※先にこちらの記事↓を読んでもらうとより楽しめます。
ちいかわを見ている方はご存知のとおり、うさぎはちいかわ界でも有名な「クセ強キャラクター」。
正直、「HSP(ちいかわ)にとって苦手なタイプ」というのが私の印象です。
- 物事を深く考える
- 外部の刺激に強く反応する
- 感受性豊かで共感能力が高い
- 些細な変化や刺激に敏感
しかし、作品の中では、ちいかわとうさぎは頻繁に行動を共にしていて仲が良さそうに見えますよね。
てことはやっぱり仲良しなのか?
そんなわけで本記事では、
うさぎの性格・行動を分析し、ちいかわ(HSP)との相性について考えていきます。
今回も最後までお付き合いいただけると幸いです♪
※本記事では、「ちいかわ=HSP」という定義で話をしています。
「うさぎ」とは|初登場シーン
「うさぎ」は垂れた眉と、ピンと立った耳、ふわふわのしっぽが特徴的なキャラクター。
ちいかわの友達で、初登場はハチワレよりも早く、「なんかはしゃいでる生き物」として登場しています。
▼うさぎ初登場シーン
ちいかわと同様、おしゃべりは得意でなく、
「ヤハ」「プルル」「ウラ」が主な使用言語です。
つぎに、うさぎの性格と能力をそれぞれ見ていきましょう。
うさぎの性格
うさぎの性格をざっとまとめるとこんな感じです。
- 自由奔放
- テンションが高い
- 食い意地が強い
- 物怖じしない
- 喜怒哀楽が少ない
- 友達思い
初登場シーンでもそうでしたが、うさぎは作品中ほぼハイテンションで自由奔放な行動が目立ちます。
とくに食べ物に対する執着やこだわりは強く、味付けや食べ方にこだわったり、好物は独り占めして食べてしまうシーンもありました。
▼好物のピザまんを幸せそうに頬張るうさぎ
また、何かに驚いたり怯えたりすることは全くと言っていいほどなく、かなり度胸のある性格です。
ちいかわやハチワレが慌てる中でも、常に冷静で涼しい顔をしています。
全話見直しましたが、うさぎが怒ったり、悲しんだりする姿は作品中に出てきませんでした。
喜怒哀楽でいう「喜・楽」に全振りした、鋼のハートの持ち主だと言えます。
▼怪しい洞窟にもビビらず突撃していくうさぎ
この「怖いもの知らず」が原因で、トラブルを引き起こしてしまうことも多々あるうさぎ。
ちょっぴり協調性には欠けますが、ピンチの時にはちいかわ・ハチワレを助けてくれる友達思いな部分をもっていて、頼りになる存在でもあります。
うさぎの能力
うさぎの能力の高さは読者の間でも有名です。
まとめてみました。
- 知能が高い
- 器用
- 身体能力が高い
ちいかわの世界には「草むしり検定」というものがあって、うさぎはその「3級」を持っています。
この検定のはっきりとした難易度は不明ですが、ハチワレは5級、ちいかわは5級を受けて2度失敗しているような試験なので、3級はある程度レベルが高いことが推察できますね。
また、”監獄編”において食事の際に配られるスプーンを使って脱出用の穴をこっそり掘っていたり、”やまんば編” では鍋の具材に毒キノコを隠し入れやまんばを眠らせたりと、観察力・分析力にも優れているようです。
▼”監獄編”ピンチの時も冷静なうさぎ
また、ギターを弾いたり、DJをしたり、色んなことを器用にこなしてしまいます。
▼フロアを沸かすDJうさぎ
さらには、
・プリンの上を勢いよく滑り回る
・敵の攻撃を軽々よける
・飛び蹴りで敵をやっつける
など、身体能力がとても高いです。
▼アクロバティックな動きもできる
このように頭の回転が早く、器用になんでもこなし、運動神経も良いうさぎは、ちいかわ・ハチワレはもちろん、読者にとっても頼れる存在となっています。
ちいかわとうさぎは本当に仲良し?
うさぎの性格や能力について詳しく見てきました。
ここで本題の、
ちいかわ(HSP)とうさぎって相性いいの?
っていうところなんですが、結論、
「性格の相性はあまりよくない」と思います。
というのも、うさぎは周りの目や細かいことをほとんど気にしない肝が据わったタイプ。
言葉を選ばなければ「無神経」とも言えます。
「HSS型HSPの苦手な人」について書いたこちらの記事でも解説していますが、HSPは無神経な人があまり得意ではありません。
周囲の影響を受けやすく細かいことが気になってしまうHSPとは、真逆のタイプだからです。
そのため、繊細なちいかわにとっても、自由奔放すぎるうさぎは、理解しづらく苦手な存在なように思えます。
やはり性格だけみると、ちいかわとうさぎの相性がいいとは言い難いです。
ところが、
不思議と、ちいかわとうさぎはうまくやってるんですよね。
何故なのでしょうか?
ちいかわとうさぎが仲良しでいられる理由
『ちいかわとうさぎは性格的にあまり合わない』
こう仮定したとして、それにも関わらずなぜ仲良く過ごせているのか?
考えられる理由はこちらです。
- ハチワレなど他キャラの存在
- うさぎの裏表のない性格
- うさぎに対する憧れ
理由①ハチワレなど他キャラの存在
1つめの理由は、他のキャラクターの存在です。
ちいかわだけでは暴走するうさぎを止められず、ぎくしゃくした関係になっていた可能性があります。
なぜなら、ちいかわは自分の気持ちや意見をはっきり相手に伝えることが苦手だからです。
作品中、うさぎから食べ物を奪われるような嫌がらせを受ける描写が何度かありますが、ちいかわは嫌がりはするものの基本やられっぱなしでした。
さすがのちいかわも、このままだとストレスが溜まってうさぎと仲良くなんてできなかったはず。
そこに変化をもたらしたのが、ハチワレを中心とした他のキャラクターたちの存在でした。
うさぎが暴走すると上手にブレーキをかけてくれる、クッション材的な役割を担ってくれています。
▼破壊して解決しようとするうさぎを上手になだめるハチワレ
理由②うさぎの裏表のない性格
次に考えられる理由は、
うさぎが誰にでも平等という点です。
うさぎは自分の気持ちに常に素直で、それをストレートに表現します。
相手によって態度を変えることはありません。
HSPはついつい相手の言葉や行動の裏を考えてしまいがちですが、うさぎのような裏表のない相手だとその必要がないですよね。
こういったうさぎに対してちいかわは信頼感や安心感を抱いているのではないでしょうか。
▼ちいかわを元気づけたいうさぎ。謎の物体を渡す
理由③うさぎに対する憧れ
3つめの理由は、
ちいかわはうさぎに憧れているから。
この根拠として、ちいかわはうさぎの行動を真似することが多いです。
嫌いな人の真似って普通しませんよね。
信頼できる人や憧れている人を真似るのが心理ではないでしょうか。
このことから、ちいかわはうさぎに対して「信頼」「憧れ」といった感情を持っていることが推察できます。
勉強、運動、なんでも器用にこなすうさぎは、誰でも憧れてしまうかもしれませんね。
▼うさぎの真似をするちいかわ
うさぎとちいかわ(HSP)の相性|まとめ
というわけで今回は、うさぎとちいかわ(HSP)の相性を考察してみました。
みなさんはどう感じましたか?
私はやっぱり「うさぎとHSPは相性がいいとは言えない」と思います。
うさぎとHSPは性格が正反対で、分かり合えないところが多すぎるからです。
「嫌いではないけど、ずっと一緒にいると疲れそう」
というのが私のうさぎに対するイメージですね。笑
ただし、ハチワレのような2人のバランスを取ってくれる友達がいたりするといい関係をきずけるのかなと思いました。
また、うさぎには本質的な性格の良さや、周りを惹きつけるカリスマ性がある点もポイントですね。
自分とは正反対だけど不思議と仲良くなれる相手、あなたにもいますか?
今回はこれで終わりです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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